貴女に捧げる夜

『…リョータは…なんで…Hしないの…?』



彼女の言葉に押し黙る。



『いつも…私ばっかで…リョータがイッたとこ見たことない…』



女としての自信なくなるよ…



ポツリと言った。



僕は一人で満足してたんだ。



初めて一人よがりだった自分に気付いた。