貴女に捧げる夜

『も…だめ…っ…』



押さえていた足がガクガク震えだして、
我を忘れて舐め続けていたことに気付く。



『ごめん…っ』



彼女の声が泣き声に聞こえて
思わず謝り、足を押さえていた手を離した。



彼女は憔悴しきったような表情で仰向けに倒れこむと



『リョータ…いいよ』



と、息を弾ませながら“入れて”と呟く。



長時間勃起し続けたペ〓スは
もう萎えることはなく、



別々に脱ぐのももどかしく、
ジーンズとトランクスを一緒に脱ぎ捨てた。



彼女はゆっくりと力なく身体を起こし、手でコンドームをつけてくれると
また倒れるようにベッドに身をあずけ、



足を大きく開き、更に指先で花びらを開いた。



『リョータ…ここに入れて』