貴女に捧げる夜

綺麗だった。



毛は元々薄いんだろうか。


大きく足を開いた状態を下から見上げると、
ほとんど毛はなくて
奥がキラキラ光っているように見える。



両腕で彼女の足を押さえ、僕の顔の上に固定した。



『ちょっと…っ!
こんな格好やだ…っ』



彼女の声も聞こえない。



もう我慢出来なかった。







僕が来る前にシャワーを浴びたのだろうか?
石鹸の匂いに混じり、
仄かに甘酸っぱい匂いがした。



舌で割れ目をなぞる。



ヌルっとした感触がして、僕の舌は簡単に飲み込まれた。



“イヤ”と身をよじっていた彼女だが、舌が入ると身体を強ばらせ押し黙り、



ペチャペチャ



クチュクチュ



静かな部屋には、愛液を舌に絡めとり、啜(スス)る音と



彼女の奥深くに舌を伸ばし、夢中で舐め続ける僕の荒い息遣い。



それに



舌の動きに合わせて腰を前後させる彼女の喘ぎ声が



響いていた。