貴女に捧げる夜

僕は彼女の足の間で身を屈めた。



『見せて?』



足を拡げようとすると、彼女は上半身を起こし



『待って。リョータも服脱いでよ』



と、僕のシャツを軽く引っ張った。



そう言われて、服を脱いでなかったことに気付き、すぐに上着を脱ぎ捨てる。



小学生の頃から弟と一緒に習っていた合気道のせいか、
全体的の肉付きの割に、胸板は厚い方だ。



『服の上からでも思ってたけど…
リョータ、いいカラダしてる』



彼女は僕の胸に顔を近付けて、
乳首を舐めあげた。



気持ちいい。と感じるより先に、
ピクッと身体が反応する。


僕の好きな悪戯っぽい笑顔で



『リョータも感じる?』



と笑った。