貴女に捧げる夜

乳首を口に含んでみる。



『んっ………』



彼女が身体を震わせた。



『リョータ…そのまま舌で転がすように舐めて…』



言われた通りにしてみる。


チュプッ



口に含んだまま舌を動かすのは
思ったより難しくて、
変な音がたってしまった。


唾液が溜まってきて、
零れ落ちないように気を遣いながら吸い付き、舌を動かす。



結構大変な”作業”だったりするんだけど
音がたつ度に、彼女の息が乱れて



吐息混じりだった声がはっきりと
僕の名前を呼んでいた。



『リョータ…っ…あ…っ…』



気持ちいいって思ってくれてるかな?



眉間にシワを寄せて唇を噛んでいる。



嬉しくて



もっと感じてほしいな
なんて余裕も出てきて



僕はそっと右手で太股に触れた。