沖野先輩はドリブルしながら走りぬけていった。


「島村、パス。」

「はい。」

優也の近くに2人、俺の近くに1人守りがいた。

とたんに、俺はある作戦を思いついた。

「優也、沖野先輩、作戦Vです。」

「わかったー!!!いくぞー。」

沖野先輩が上がってきて、3人でパスをまわした。