それから俺は守に内容を説明した。

「面白そうじゃん、やってやろうじゃないの。」

そして数分後、後半が始まった。

「守いくぞ。」

俺らはパスをしながら進んでいった。

しかし、誠がそれを止める。

「光、パス。」

一旦球を戻し、抜いたが、誠に追いつかれた。

「守、あれをやるしかない。」


「いっけー、光。」

守が全力で投げた球を俺が少しこすって回転を追加する。