そう言って、俺らはボールを手にして、2人で投げた。

俺が左、優也が右だからこの技が出来るのだ。

しかも、息がピッタリ。

「な・・・なんだ、このスピードは・・・!?」

北野先輩を含め、2人以外の全員が驚いていた。

「止めてやる」

「その球は、北野先輩の手をはじき、ゴールへとすいこまれていった。」