「待て・・・」


北野先輩の声なんて、俺には届いていなかった。

おいついた時、優也がボールを持っていて、3人がマークされていた。

「残り1分。」

その声と同時に俺は動き出す。


「優也~作戦Oだ。」

「わかった!!」