一方そのころ、小悪魔系OL・ジュンは、古本屋で手に入れた古い魔導書をもとに、サタンを召喚しようとしていた。

「イモリの黒焼きにカエルの目玉、木梨憲武のへそのゴマに黒柳徹子の爪のアカ…」

「苦労して集めたんだから一回で成功してよね!エロイムエッサイムポンポコピーのポンポコナー、出でよサタン!」

辺りを黒い煙がおおったかと思うと、一瞬で魔法陣が炎のように赤く染まり出した。

「やった!成功だわ」
ジュンが思ったのもつかの間、そこに現れたのは東国原知事その人だったのだ。