「それ何?」

悠雅が三味線のケースを見て言った。

「あっ、三味線です。」

「弾けるんだ!スゴイね!」

「すごくないですよ!(汗)」

「重い?」

「少し…。」

「かして!」

そういうと、悠雅は花梨から
ケースを………。

「大丈夫です!!(汗)」

「いいから!」

「ダメです!(汗)」

「いいから、行こう!」

「…。」
いいのかなぁ…?

それから2人はなにも喋らずに歩いた。

花梨の家が近づいたとき…。

「これ、俺のアド。」

「えっ!?」
何でアドレス…?

「またメール送って!」

「はぃ…。」

「ここ家?」

悠雅は花梨の家を指さして言った。

「はぃ、ありがとうございました。」

「じゃあ、メール待ってるな!」

「はぃ、おやすみなさい。」

「おやすみ!」

悠雅は帰って行った。

「はぁ…。」
メールどうしよう…。
とりあえずお礼だけでも言おう。

花梨は悠雅にメールを送ることにした。