弱く儚いモノ達へ

   





焦点の合わない瞳。
力なくうつむく章大。





「…電池切れや…。」
   




震える声で呟く章大。
全身の力が抜けると共に意識が身体から離れていく。



「章大。」
  


章大の身体を受け止める信五。

驚きを隠せない皆の表情。




「大丈夫や。眠ってる。」

心音を確認するかのように章大の背中に耳をあてる。