雲間から差し込む光。
風が木々を揺らす。
緩やかな流れの川の中。
川遊びを楽しむ博貴 すばる 亮 信五 忠義 隆平。
  

「そっちに魚いったで。」

隆平の足元を指差す。
   
「何処?おらひんよ。」

キョロキョロと足元を見る隆平。
   

「そこやって。ほら。」


指をさす亮に
   

「今、右足に下や。」

魚を隆平の元へと追い込む博貴。
   


「おった。」



バケツを勢いよく水へと突っ込むと足元を取られ尻もちをつく。
バッシャン。
水しぶきが飛ぶ。