「はじめまして。漫才見させていただきました。」

リエも私もなんとなく分かった。
スカウトマンだ。

「ご用件は…?」

私は内容を察知しながらも聞いた。

「スカウトです。あ…私は高山プロダクションの鈴木と言うものです。」

キタ…キタキタキタ…!

リエはニヤついている。