桜色の恋

俺は一度離れた手をまた繋ぎ予約席に向かって歩いた

「あの…こんなに素敵なクリスマス…凄く嬉しいです。ありがとうございます」


「うん。思っていたより良いよねこの店。気に入った?」


「はい!」


「良かった…後は料理が楽しみだね…」


……………
…………


クリスマスのコースが運ばれてきた
どれもクリスマスを意識したデコレーションで運ばれる度に麗奈は喜んでいた


俺も麗奈も少し緊張気味で会話も取り留めの無い話ばかりだった
会話から感じる年齢差に軽くショックを受けながら…

最後のデザートを食べながら麗奈に将来の事を聞いてみた