わたしの意思に反して涙がボロボロと瞳から零れる。泣き止め、泣き止めと強く願っても、涙が止まる訳がない。わたしの横を通り過ぎる生徒達が驚いた様子でわたしを横目に見て通り過ぎていく。大泣きしながら片膝から血を流しているのだ。しょうがないとは思うものの、不快だった。
先輩が戻って来て、この姿を見られたとあってはさっきの努力は無駄に終わる。とりあえず、教室ヘ行こう。教室に行って散々泣けばいい。
まだヒリヒリと痛む膝を軽く引きずりつつ、教室ヘ向かう。教室までたいした距離はない。思ったよりも教室には早く着く事ができた。
教室には誰もいない。よかった、と泣きながら胸を撫で下ろす。
自分の席にノロノロと座り、机に突っ伏した。涙で机は濡れていく。
