角を曲がったところで
手をつないで
話をしてるカップルを見つけた。
!!!!!
その男の方が
啓吾だと知った時
ショックのあまりに死にそうになった。
髪の毛の長い
スカートからのぞいたキレイな脚
そしてここまで聞こえる
甲高い笑い声
啓吾が女の頬を撫ぜて
何かを言った。
そして走って家の方へ向かった。
女は電柱によしかかって
ケイタイをいじり始めた。
私はとても
そのまえを通る勇気がなくて
曲がり角の手前から
様子をうかがっている。
年上の彼女?
夢であってほしい……
啓吾のチャラい姿を見るのは
初めてで……
家にいる啓吾とは
別人だったから……
すごいショックだった。
しばらくして
小さい袋を抱えて
啓吾が飛び出してきた。
女は啓吾に向かって歩き出した。
啓吾は女に向かって
手を差し伸べた。
そして再びその手を握った
啓吾と女は
向こう側へ歩き出した。
私はふたりが視界から消えるまで
立ちつくしていた。
手をつないで
話をしてるカップルを見つけた。
!!!!!
その男の方が
啓吾だと知った時
ショックのあまりに死にそうになった。
髪の毛の長い
スカートからのぞいたキレイな脚
そしてここまで聞こえる
甲高い笑い声
啓吾が女の頬を撫ぜて
何かを言った。
そして走って家の方へ向かった。
女は電柱によしかかって
ケイタイをいじり始めた。
私はとても
そのまえを通る勇気がなくて
曲がり角の手前から
様子をうかがっている。
年上の彼女?
夢であってほしい……
啓吾のチャラい姿を見るのは
初めてで……
家にいる啓吾とは
別人だったから……
すごいショックだった。
しばらくして
小さい袋を抱えて
啓吾が飛び出してきた。
女は啓吾に向かって歩き出した。
啓吾は女に向かって
手を差し伸べた。
そして再びその手を握った
啓吾と女は
向こう側へ歩き出した。
私はふたりが視界から消えるまで
立ちつくしていた。


