禁断の恋はじめます

その日は日曜日だった。

朝　早く目覚めた私は
ちょっとふとった気がするから
前の日からﾀﾞｲｴｯﾄすると
宣言していたから


二駅むこう側の大きな公園まで
ﾁｬﾘで走って
公園の中をﾗﾝﾆﾝｸﾞしようと
思っていた。



　だったらそこまで走れよ


啓吾の声が聞こえた気がしたけど
道を走ると恥ずかしいとか
言い訳しながらﾁｬﾘを飛ばして
公園についた。



まだ薄暗い公園は人がいなくて


「ちょっと…張り切りすぎたかな…」

そう言いながら
公園の周りをﾗﾝﾆﾝｸﾞし始めた。



一周がめっちゃ広い公園だった。



私はﾊｧﾊｧと息を切らして
ひんやりとした空気を感じながら
二週目めに差し掛かった時


広場のところで
ｽﾄﾚｯﾁをしてる人を見つけた。



朝早い公園の風景も
結構楽しいもんだな～

少しづつ人が増えだして
すれ違う人が挨拶してくれる。


　なんか楽しいね～～


清々しい気持ちになった。