「こんなことしてタダで
済むと思ってるの?」


亜由美はそう言って
コアラの首に腕をまわした。


「さぁ、どうかな?」


コアラが亜由美の唇を奪おうとした時、


ドカンッ!!


「亜由美!!」


そこには宗次朗が立っていた。


「おっと、お客さんだ。」


コアラは体を起しベッドから降りた。


「あっ!! 待っ・・・」


宗次朗がコアラを追いかけようとするが
あっさり逃げられた。