「ぽっちゃり、もっと早く走れ!!」


「は、はい!!」


「ほら、ドーナツだぞ!!」


「わぁ!! ドーナツ!!」


真菜のスピードが急激に上がった。






『真菜、愛してるよ。』


真菜の心の中には、
何度もこの言葉が繰り返されていた。





END