独り言のように呟く宗次朗を
真菜は冷ややかな目で見ていた。


「な、なんだ?(汗)」


「あなたが見たいだけじゃないんですか?」


「えっ!? 馬鹿なこと言うな(汗)」


「キモッ。」


真菜は宗次朗を置いて走り出した。



「あっ、待て!!
一人で行ったら危ない!!

俺がそばに付いてないと、
真菜ぁぁぁー!!!」


真菜はそんな宗次朗を振り切って
どんどん走って行く。