旦那様と奥様です!



「私もう帰るね。」


「えーー!!こんな時間だし泊まろう!!」


「いーや。夫婦のラブラブタイムを邪魔したくないしね。」


「でもこの時間だし危ないよ?」


「私を誰だと思ってんの?彩様だよ?大丈夫でしょ!」


「・・・う、うん」


「また学校でね~」


「まって!!僕が送ってあげる!」


そう手を挙げてキョウちゃんは言った。


「キョウちゃん本当?」


「うん!!亜紀ちゃんの大事な友達だしね!」


キョウちゃんが優しくてよかった~


これで安心だ!!


「私は1人で帰るから。」


「彩ちゃんには拒否権なんてないからね~♪」


そしてキョウちゃんは彩の腕を掴んで出ていってしまった。