俺も顔洗って朝飯でも食うか。

部屋から出て食卓に行ったらテーブルの上には和食があった。

正直びっくりした。まさか作ってくれるとはね。


「あ!佐野翔起きたの?一応朝ごはん作ったけど和食でもいい?」

「ああ。」

「よかった!」

「ありがとう奥さん?」

「な///」

「いただきます。」


お。普通にうまい。

お嬢様のくせに料理出来たんだな。


「どう?」

「うまい。」

「ホント!」

「嘘ついてどうすんだよ。」

「へへ。ありがと!」


こいつのほっとした顔に胸が少し高鳴ったのは気のせいだ。