「センセ、遊びたい」




そう言って私を見上げるオレンジかかった茶色の髪の東条君。




「授業中です。ダメに決まっ・・・てるでしょ」




東条君からプリントを渡された。




プリントには、




"休憩時間に特別室来て"




と書いてあった。




・・・。




東条君を見ると寝てるし・・・。




はぁ・・・・。




なんでこんなことになってるのよ・・・・。




だいたい私が悪いわけじゃないじゃない・・・・。




もとは東条君が悪いのよ・・・・。




あぁ・・・・。




生徒相手に・・・・何されてるんだか・・・・。




私はどうしたらいいのよ。




「はぁ・・・・」




口からため息がこぼれた。