「杏〜!!」

「噂をすれば!ゆーとじゃん!!」

「杏、走ってる時すごくかわいかったよ!」

「え〜?私はかわいいっていうか速くてカッコいいって思った☆」

「あんまり、私の事話さないで!恥ずかしい・・・」
「うわーー!杏・・・チョーかわいい!!」

「う・・・うるさい!」

「こんなバカップルはほっといて私はジュース買ってきまーす!」

「杏!!」

ゆーとすごくかわいい。
何か幸せに満ちてる感じ!!
何かこの笑顔に吸い込まれそう!

「杏・・・!そんなに見つめられたら・・・・」

「見つめられたら?」

「照れる・・・・襲っちゃう。」

ゆーとってどんな顔も・・・
「かわいい・・・」

「えっ?」

「あっ!!!!気にしないで!間違って今思ったことが・・・つい・・・」

「気にするよー!俺の事でしょ?かわいいかぁ・・・どっちかというとカッコいいが良かったな!でも、ありがとう。」

そして、優しいキスをした。
でも、こんな優しいキスをされても心のどこかにゆーとに転勤の事を言うか言わないか迷っていた。