その後、庄太とちょいちょい下ネタ言いながら帰りました。

ちなみに僕は言ってません!!

家に帰るとすぐさま電話がかかってきました。

「誰だろ?」

家にはちょうどお母さんは買い物に行っていなかったので靴を急いで脱いで受話器を取る。

「はいもしもし…」

「おっ?梨菜?」

「…え…庄太?何で」

家の電話教えてないよね?

「ふふふ♪それは企業秘密や☆」

「…それより何の用?」

「…ちーと寂しくてな…」

そっか…家誰もいないんだよね…。

「…だからそっち行ってもえぇ??」

「……はい?」

「なあ?ええやん?…それとも俺に会いたない…?」
ううっ…子犬のような声出さないでっ//

「…いいょ…」

「やったぁぁぁ♪俺の家結構~梨菜の家に近いねん♪ほんなら今行くわ♪」

「え?…なんで私ん家…「がちゃ」」

…話してる途中で電話を切っちゃだめって教わらなかったのかな?庄太くん?

※家の電話やら家の場所やらを庄太に吹き込んでいるのは加藤 夏香なのである。

↑なんかイロイロ知っていてキモイと思われそうなので言っときます。


「…庄太来るのか…」


ジーンズとTシャツでいいか。
↑彼氏が来るというのに女子としてあるまじき…。

服を着替えたりしている時に。

ピンポーン。

「はーい」

庄太かな?

ガチャ。

「ヤッホー」

「ただいまぁ~」

…何でお母さんと一緒に来ているのかな?