「雪乃は小さい頃から心臓に病気を抱えてたんだ…。その病が最近悪化してきて…でもどの医者に診てもらっても、原因が分からず薬を出す事も出来ないらしい」
詩織曰く、原因が分からないまま薬を出せば、それが間違っていて余計に病を速まらせる事になるかもしれないので薬は出せないらしい。
世界中から名医と呼ばれる者達が診察したが、みんな首を傾げるだけだったと…。
お御堂で苦しそうにしてたのは本物で、胸の痛みに必死に堪えていたのだ。夏季に心配かけない為に嘘までついて…。
「何で…黙ってたの…」
詩織は夏季と視線を合わさず、窓の外を見る。だがその目は外の景色なんて見ておらず、何も見ていない虚ろな瞳だった。
詩織曰く、原因が分からないまま薬を出せば、それが間違っていて余計に病を速まらせる事になるかもしれないので薬は出せないらしい。
世界中から名医と呼ばれる者達が診察したが、みんな首を傾げるだけだったと…。
お御堂で苦しそうにしてたのは本物で、胸の痛みに必死に堪えていたのだ。夏季に心配かけない為に嘘までついて…。
「何で…黙ってたの…」
詩織は夏季と視線を合わさず、窓の外を見る。だがその目は外の景色なんて見ておらず、何も見ていない虚ろな瞳だった。


