二人で空を見上げていると、雪乃が何かを思い出したようにこちらを向く。
「そういえば夏季、何だか急いでたわね?何かあったの?」
その言葉に夏季も思い出し、ポケットからチラシを取り出して雪乃に見せた。
「あのね、今度聖歌隊のコンサートに出る事になったんだ。しかもソロで!」
「凄いじゃない!じゃあコンサートに向けてもっと頑張らないとね」
「うん!絶対いい歌を歌って、みんなに認めさせる!」
「応援してるわね」
「うん!」
この時浮かべた雪乃の笑顔を見て、夏季は少し安心した。
さっき見せていた淋しそうな顔は気のせいだったかもしれない。毎日夏季の練習に付き合ってくれているから、疲れも溜まってるんだろう。
雪乃には悪いが、もう少し付き合ってもらわなければならない。コンサートで夏季の評価が高ければ、歌いたい時に雪乃と一緒に歌える。
その為に、もっと頑張ろう。
「そういえば夏季、何だか急いでたわね?何かあったの?」
その言葉に夏季も思い出し、ポケットからチラシを取り出して雪乃に見せた。
「あのね、今度聖歌隊のコンサートに出る事になったんだ。しかもソロで!」
「凄いじゃない!じゃあコンサートに向けてもっと頑張らないとね」
「うん!絶対いい歌を歌って、みんなに認めさせる!」
「応援してるわね」
「うん!」
この時浮かべた雪乃の笑顔を見て、夏季は少し安心した。
さっき見せていた淋しそうな顔は気のせいだったかもしれない。毎日夏季の練習に付き合ってくれているから、疲れも溜まってるんだろう。
雪乃には悪いが、もう少し付き合ってもらわなければならない。コンサートで夏季の評価が高ければ、歌いたい時に雪乃と一緒に歌える。
その為に、もっと頑張ろう。


