それでもマリア祭の時だけは夏季を見る事が出来る。私の為に歌うと言ってくれた。それだけでいい。それだけで、私の心は救われた。
「織姫と彦星みたいだ…」
離ればなれになった二人が年に一度だけ会う事が出来る。年に一度だけなんて人は少ないと思うだろうが、夏季と雪乃のように会いたくても会えない人もいる。そう考えれば私は幸せだ。
部屋を照らす月の光がとても綺麗で、レイラは泣きたくなった。蒼白い光がずっと我慢していた心を溶かしていく。
その時外から足音が聞こえた。レイラを監視する為の守護隊だろうと思った時、
「レイラさん」
この声は…。
「夏季?」
間違いない。何度も聴いた声。
「織姫と彦星みたいだ…」
離ればなれになった二人が年に一度だけ会う事が出来る。年に一度だけなんて人は少ないと思うだろうが、夏季と雪乃のように会いたくても会えない人もいる。そう考えれば私は幸せだ。
部屋を照らす月の光がとても綺麗で、レイラは泣きたくなった。蒼白い光がずっと我慢していた心を溶かしていく。
その時外から足音が聞こえた。レイラを監視する為の守護隊だろうと思った時、
「レイラさん」
この声は…。
「夏季?」
間違いない。何度も聴いた声。


