「だから!雪乃の話しを聞いて思ったの!私もこの声がなかったら聖歌隊を目指そうなんて思わなかったし、雪乃にも出会えなかった。きっと神様が私を雪乃に会わせる為にプレゼントしてくれたんだ」
「私達、同じものをプレゼントしてくれたのね」
嬉しそうに笑う雪乃に、夏季も笑顔を見せた。
「そうだね」
今日、私は生まれて初めて神様に心から祈った。
ずっと雪乃の傍で歌わせて下さい。
最初で最後の祈りを、夏季は胸が痛くなるまで願った。
「私達、同じものをプレゼントしてくれたのね」
嬉しそうに笑う雪乃に、夏季も笑顔を見せた。
「そうだね」
今日、私は生まれて初めて神様に心から祈った。
ずっと雪乃の傍で歌わせて下さい。
最初で最後の祈りを、夏季は胸が痛くなるまで願った。


