彼女の白さは神への信仰心かもしれない。それと、彼女の透明な歌声。雪乃の白さは心を落ち着かせてくれる。
私はいつの間にか、ずっと雪乃の傍にいたいと思うようになっていた。彼女の白い光をずっと浴びていたいと…。
雪乃は夏季の視線に気付かず、話し続ける。
「だから私は神を信じる。全てを最初から否定するよりは、まず受け入れてみる事も大事だと思うから」
ニッコリと笑う雪乃。そんな雪乃を見ていたら考え方が変わってくる。
夏季は立ち上がってマリア像に向かって歩く。
「何か雪乃の話し聞いたら本当に神はいるかもって思えてきた」
「さっきはいないって言ってたのに?」
わざと悪戯っぽく笑う雪乃。
私はいつの間にか、ずっと雪乃の傍にいたいと思うようになっていた。彼女の白い光をずっと浴びていたいと…。
雪乃は夏季の視線に気付かず、話し続ける。
「だから私は神を信じる。全てを最初から否定するよりは、まず受け入れてみる事も大事だと思うから」
ニッコリと笑う雪乃。そんな雪乃を見ていたら考え方が変わってくる。
夏季は立ち上がってマリア像に向かって歩く。
「何か雪乃の話し聞いたら本当に神はいるかもって思えてきた」
「さっきはいないって言ってたのに?」
わざと悪戯っぽく笑う雪乃。


