どんなに弱々しく力を失っても、俺んとこに落っこってくんのをただ待ってるだけなんて、もう、しねぇ。




─…そこにいたんだ。


知ろうとすれば、いつだって。






ミルクティ色は、



「な、に言って…」



─…そこにいた。


触れられる距離に、オマエはいたんだ。





振り返りもしねぇで告げる背中越しに、感じる存在。



誰よりも大切な女

誰よりも大事な女




誰よりも、愛してる










心愛─…