「………」 俺の言葉に目を見開いた心愛が、なぜだか口許を緩めると、なにも言わずに俺から離れて空を仰いだ。 見上げる先に、何を映しているのだろう。 …何を、想っているのだろう。 眼下から沸き上がってくる街のイルミネーションや、空から降ってくる月灯り。 幾千もの光に包まれた心愛の後ろ姿がヤケに切なく、 そして、キレイだった 「…どーしたら1番に愛してもらえるのかなー?」 「…は??」 だから思わず、見とれていた。 「なに言ってんだ??お前。」 見とれていたんだ