朝と帰りは1人で教室の桟を越えたこと、なかったな、そういえば。 「…もう20時か。」 クリスマスイヴだってのに無駄に広いリビングで独り虚しく、作り置きのカレーを目の前にしている俺は 脳ミソを占領してた思考に区切りをつけ、 壁時計で時刻を確認すると、すっかりとまっていた手を動かして最後の一口を口内に掻き込んだ。