「なんかありましたオーラ出まくりだぞ?」 「…………」 俺、そんな感情剥き出しなわけ? 抑えるつもりもねーけど。 一呼吸置いた後、 「唇奪って逃げられました。それだけっす。」 それだけってなんだよ。 と内心突っ込みながらも、 体を孝太さんの方へ捻り、まっすぐ目を見て事実を述べた スムーズに言えたのは性格も関係してんだろうけど、 空き教室で心愛の件を話し、気を許していたんじゃねーかと思う 孝太さんが兄貴みてぇに感じた