今、コイツらと楽しくお喋りなんかしてる余裕ねぇ ─… 俺は帰る 「えっ?!ちょ…っ!奏斗くん?!」 心愛の鞄を肩に担いだ俺に 鈴って呼ばれてる奴、木下センパイが驚きの声をあげ 「あらら〜。もうお帰りですか〜?」 「うっそ!早くね?!まだ話してねーよ、俺」 田端センパイや宏人さんもそれに続く ─… 帰る 頭の中で勝手に帰ることを確定させた俺は、全ての言葉をサラリと流し、 3人の間をすり抜けて、孝太さんとストレートロングヘアーの女の横を通り過ぎようとした