「何が?」
「あんたのダーリン、可愛い系で純粋系な女の子と廊下でくっちゃべってるけど?」
「はっ?!」
ウソでしょ、やめて!
慌てて背にしていた廊下へと振り向く
そりゃもう、弾むピンポン玉みたいに
「ぶっは!焦りすぎっ!ま、しょーがないかー」
だってだってだって可愛い系で純粋系とか…っ
「奏斗くん好きそーだもんねー」
言うなーっ!!
心の中で激しく半泣き状態のあたし
実際半泣きだってことは…
「ははっ!涙目っ」
…言わないで欲しかったかな
しかも指差して笑われるとか地味に傷つくからね
いや、傷ついたからね?
不貞腐れつつ廊下へと視線を戻すと、あたしと同じようなミディアムヘアーの女の子と会話する奏斗
「誰だっけ?あの先輩」



