「あ、」 きゅぽん、と俺の耳からイヤホンが引き抜かれ、途端に現実世界の音が舞い戻ってくる 「朝比奈、それは没収だ。渡しなさい」 『どーせ担任が取ったんだろ』と思ったイヤホンは なんでか心愛の手にあった 「なんでですか?もう聴いてないじゃないですか」 「しかし…」 普通に街中を歩いてたら中年オヤジと分類されそうな担任に ニッコリ笑いかける心愛 「せんせー ソレいらねぇから…早く、授業」 相手は中年オヤジだぞ? なのに、ムシャクシャしすぎてやべぇ