「…………」


あ?んだこのキモチ



また、渦巻いたようなモヤモヤが胸ん中に広がっていく






手に握ったミルクティを見た後で

廊下側の窓から顔を出してる心愛へ視線を移す






「…………」



今、少しでも早くアイツの傍に行きてぇ




"ただの幼なじみ"でしかねぇ俺に

余裕なんかねぇし







「ねぇ、早くいきてぇって顔に書いてあるよぉ~?」


「…は?」