誰よりも愛してくれなきゃ××



「あーんな鈍感くんのどこがいーのー?男ならいくらでも紹介したげるよー?」


半乾きのマニキュアが付かないようにストラップを上手く引っ張ってセーターから取り出された、みぃの携帯

キラッと、ジュエル系のストラップが光る


うわーぁ…

「男のアドレスしか入ってなさそうなんですけど」

「ははっ!まぁねー」

「もーう、笑いごとー?」


みぃにだって居るくせに、王子さま

いつまた会えるか分からないから、常に美容に手を抜かないんでしょう?

王子さまと出会ったコンビ二でバイトしてるの、知ってるんだからね


「ど?合コン、いかない?」

「いーきーまーせーんーっ」

奏斗で充分だっつの!


『つれないねー』なんて笑いながらみぃの携帯はポッケに戻されていった


「それよりいいのかなー?」


机に両肘を乗せて顎の下で指を組み
意味ありげに口角をあげてさらに目を細める、みぃ