「くそ…っ」 誰がみてっか分かんねぇっつーのに 小さく感情を漏らして、足の回転を速める ―… 早くアイツの隣に その、一心で。 「ありえねぇ」 「は?」 この足、どーにかなんねぇの?! 男達の全ての視線が、心愛に集まってるような気がすんのは俺だけか? 「寒くねぇのかよ、んなナマ足出して」 「…へ?」 キョトンとしている心愛に見せ付けるように、大袈裟に腕を擦りながら、口を動かす 「つぅかお前が寒くなくてもコッチがさみぃわ!無駄に色しれぇ(白い)から雪みてぇなんだよ」