にこやかで自信に満ち溢れたみみちゃんの瞳に、思わず
「そう、なんですか?」
なんて、すっとぼけた台詞
魔法にかけられたみたいに時が止まって、自然と声にしていた
「あー、残念!違うんだー
でも好きでしょ、赤毛くんのこと」
迷いもなく向けられた繊細でキレイな指に心臓がビクリと跳ねる
同時に、少し頬が熱を帯びる
「ビンゴッ」
「…なんで、分かったんですか?」
奏斗はちっとも気付いてくれないのに
手をパチンッと鳴らすみみちゃんは本当に魔法が使えるんだろうか…?
「見てれば分かるっしょー」
って、そんなことある訳ないのに



