「…んだよ、この寒さ」 開いたドアの隙間から瞬く間に冷てぇ風が俺を襲い、顔をしかめた 「まーた奏斗が眉間にシワ寄せてるー!」 「………」 やべぇな、この角度 あたりめぇだけど、明らかに俺より背が小せぇ心愛 コイツにそんな気がなくても、自然と上目遣いになるから厄介だ クルンッとキレイにカールされた睫毛 ぜってぇ言わねぇけど、そそられる 「…さみぃのがわりぃ」 ニヤケ顔を見られるとか、んな自殺行為をさらすわけにはいかねぇから つい、投げやりな態度になる