肩まで伸びた、あたしのミルクティブラウンの髪を、何度も何度も、奏斗の指がすり抜けていく 「こっ、今度はなによ?」 全身が心臓になってしまったのかと思うほど、バッコンバッコン音を知らせる鼓動 神経全てが髪に集中して、熱まで上がっていく 「明日、」 ピタッと止まる、動作 「どっかいこーぜ、クリスマス」 その言葉を呑み込んだと同時に 顔が綻んでゆく 「うん!いくっ!絶対いくっ!!」