「あー…」 言葉を濁し、頭を掻く奏斗を、プレッシャーをかけるようにジーッと見つめる 「や、お前、俺のこと好きだったんだなぁって」 「………」 もしかして… 「…聞いてた?」 昼休みに騒いでたこと クラス中で、告白の話、してたこと 「聞いてたもなにも、聞こえるっつーの」 「…ですよね」 いくら鈍感な奏斗でも、あの騒ぎの内容聞けば、さすがに分かるんだね あ… あれも…聞かれてた、ってこと?