チャイムが鳴り響けば、



「次は誘えよ!」


と、
口々に言って席を着いた。



良かった……一安心。










私にはいつも余裕がなくて、
見るのが永井君1番じゃなくて、周り1番になってた。




周りばかり気にしててごめんね……


もっと永井君の事を考えられれば良かったね。





そしたら、あんなに辛い事も、すれ違う事も無かったかな?




永井君は、私の事を考えた配慮をしてくれたのに、


私は、永井君の気持ちを全然考えてあげられなかったね………





本当、今さらだけどごめんね………






やり直せるなら、ここからやり直したいと、
何回も思ったよ。