でも、今まで自主練につきあってくれた先輩やマナやたくさんの人の顔が浮かんできて自分を信じて走った。

決勝は緊張した。

私は静かにスタート位置についた。

「よ~い。バンッ!」

私は音と共に体を出して走った。

前にとぶように。 風を味方につけて。

ただ走った。

結果は1位。

私は即インタビューされた。

いきなりマイクを持って来られても困る・・・

何でこの人達私に質問してるの!?

私は動揺と嬉しさでその場を動けなかった。

先生がきて私と喜び合った。