塾の教室前方。

肩を押さえ付けられて、壁と背中がピッタリくっついている。

教室は明るいはずなのに、コイツが覆いかぶさっていて暗い。

さっきの非常事態に、ガーピー鳴ってる私。

きっと同時に顔も身体も熱い。


まるで、真っ赤に塗られたロボット。