一つの心



「彼女がいるのは知ってる。けど…私入学式の日に好きになっちゃったの…。私、男の子とあまり話したことがなくて…入学式の日に緊張しながら椅子に座ったら、丁度となりの席だった佐伯くんが話しかけてくれた。」



「…」



「その時一目惚れしたの…。夏休み入る前、彼女がいることを知った。ショックだったけど夏休みに会ったときとか、すごく切なくて…愛しくて、忘れられなかった。涙が止まらなかった。私…それくらい、佐伯くんが大好きです。///」