「なるほど、小娘…貴様は気功法を自在に使いこなすというのだな…だがわしの息吹きを食らった時には氣を十分に練れておらなかった筈…」

だから何故?という気持ちが強い化け物であるのだが…

「確かに…あの時は貴様を侮り囮に気付かぬ失態をおかした…が、私は残像をキサマに見せつける事によって直撃を避けたのだ」

つまり…

「貴様の技は、私には通じない…永遠の命の前に永遠の眠りをくれてやろう」

そう言って圭太が持っていた櫂を受け取った。